目次
特集「心理療法と現象学」
池見陽
「「フォーカシング」にみるユージン・ジェンドリンの現象学」
三村尚彦
「そこにあって、そこにないもの――ジェンドリンが提唱する新しい現象学――」
論文
玉置知彦
「現象學と唯識論――相關關係のアプリオリと唯識三性説――」
池田裕輔
「非存在的現象学のためのプロレゴーメナ――「生」と「反省」をめぐるフッサールとフィンク――」
上島洋一郎
「感情の志向性と感情の表現について--ディルタイとフッサールを比較して--」
小手川正二郎
「真理と知――フッサールとレヴィナスの真理概念――」
凡例
本誌におけるフッサールの引用・参照は、基本的に『フッサール全集』(Husserliana)
にもとづく。『全集』の巻数とページ数は、それぞれ大文字ローマ数字、アラビア数
字で示される。(ただし、編者による序文の引用・参照の際には、小文字ローマ数字
が用いられる。)なお、Husserliana Materialien からの引用にあたっては、巻数の前に
「Mat.」という略号が添えられる。
編集:佐藤駿